ストックホルムへの旅②(2023,6,2) ー ゼッケン受け取りからドロットニングホルム宮殿観光まで ー 旅ラン2023(4)

コペンハーゲンでの乗り継ぎ

 30分遅れで深夜0時40分にシンガポールのチャンギ国際空港を離陸しました。シンガポールからコペンハーゲンへは、-6時間の時差があります。飛行時間は13時間でコペンハーゲン到着予定は、は6月2日の午前8時でした。ストックホルムまでの乗り継ぎ時間が1時間程しかない中で、チャンギ発が30分の遅れだったので、乗り継ぎが間に合わないのではないかと内心不安でした。

 この便では、離陸の時は深夜ですし、着陸の時は朝ですから時差ボケにならないために、ほとんどの時間を寝て過ごしました。

 コペンハーゲンに近づくにつれ、絶対乗り継ぎに間に合わないと確信し、もう不安で不安で。キャビンアテンダントの方に、拙い英語で状況を伝えました。そうすると、流暢な英語で、「誠に申し訳ないことなのですが、そのことについては、私共ではどうすることもできません。グランドスタッフの担当となります。ただ、この件は、当シンガポール航空側に責任があるため、お客様の不利になることはありません。ご安心くださいませ。」と話してくださいました。

 でも・・・・・。実際に予約の乗継便には乗り遅れるのだから・・・・・。

 機内食の朝食を食べながら悶々としていました。しかし、ふとある考えが浮かびました。これだけたくさんの乗客がいて、ストックホルムに向かうのが私一人だけというはずがない。同じ状況の方が他にもいるはず。通路を挟んだ席の老夫婦(北欧の方っぽい)が同じようなことを質問していたし。

 まあ、どうにかなるか。今更ジタバタしたところでどうにかなるわけでもないと腹をくくりました。遅れているとはいえ、幸い午前中早くに到着するのだから何とかなるだろうと。

 コペンハーゲン国際空港到着時には、遅延に対する機長からの謝罪の言葉があった。安全運航が何よりなので、無地に到着できたことに対して機長はじめクルーの皆さんに感謝の気持ちで一杯だった。

 13時間長かった~🛬

 スマートフォンにメールが届いていることに気付いた。シンガポールエアラインからだった。よかった。振替便を手配して下さっていたのだ。これで、無事ストックホルムへ行けると思うと俄然元気がでてきた。

 近年、オートメーション化が進んで出入国のスタンプを押してくれる国が少なくなったけれど、デンマークとドイツはまだ押してくれるのですね。

 なんだか、嬉しいわ(❁´◡`❁)!

 入国手続きを済ませてから、振替便の搭乗券発行カウンターへ行き新しいチケットを発行してもらった。

 

ストックホルムへ 

 コペンハーゲンからストックホルムへは、シンガポールエアラインとのコードシェア便である、スカンジナビア航空で行きました。

 コペンハーゲンからストックホルムへの飛行時間は1時間15分。疲れもあったのか、離陸してすぐに眠ってしまい、気が付いたらもうすぐ着陸という感じだった。

空港から市内中心部へ 

 さあ!ここからは、自分だけが頼り!事前に収集した情報を駆使してGo!まずは、鉄道路線図とにらめっこ🚊

https://mitt.sl.se/ficktid/karta/vinter/SL_Sp%C3%A5rtrafik.pdf

 事前の情報収集では、空港からストックホルム市内中心部への行き方は大きく分けて4つあり、1つ目は、アーランダエクスプレスという、日本の関西で言えば、「はるか」や「ラピート」のような直通特急。

https://www.arlandaexpress.com/

 2つ目は、Flygbussarnaというエアポートバス。

https://www.flygbussarna.se/#cookie-consent

 3つ目が私が選択した、コミュータートレイン。4つ目がタクシーである。

https://sl.se/en/in-english/

 アーランダエクスプレスとエアポートバスは、その時限りの乗車で、値段も割と高い。しかし、コミュータートレインの場合は、パスカードを購入すれば、期間内は地下鉄、トラム、バスと乗り放題である。お得感が全く違う。頑張ってみようと思い、コミュータートレインを選択しました。

バゲージを引きながら人の流れに乗って機敏に動きます。事前に調べていた、空港の真ん中あたりに位置するスカイシティーの前のカウンターに到着しました。ここでコミュータートレインのパスを購入した。種類が1day,3days,7daysとある。3daysか7daysかで迷ったが、3daysではギリギリ滞在の最終日にカバーできないと判断し、7daysにしました。

 案内係の方に自作のガイドブックの地図を広げて、ストックホルム市内中心部へ行きたい旨伝えると「空港から電車は無いから、まず583番のバスに乗って、モールシュタという駅に行き、そこから電車に乗ってください。」ということであった。路線図では、アーランダ空港駅もあるので、空港から1本で行くことができるとばかり思っていた。うん?????と思った。でも現地の方がそう言うのだから。空港から外に出ると、すぐにバス停があり、583番はすぐに来た。

モールシュタ駅のバスターミナル。

向こう側に電車の駅がある。

 状況に全くついて行けてはいなかったが、とにかく乗った。「モールシュタ」って、何個目の停留所???とにかくモニターを見て確認する。空港から2つ目だった。全員降りていくので後について行く。電車の線路が見えたので、「ここが、その駅なんだ。」とすぐにわかった。やれやれ😥、無事に市内に行ける。ほっとした。40分程乗って到着。「Way out」という標識を探して外に出る。

 さて、ホテルはどの方向?事前にプリントアウトしておいたGoogleMapを広げて目ぼしい建物を確認して、方角を確かめる。よし、ここから10分程歩けばいいはず。大通りを直進すればいいだけなので、迷うことなく辿り着くことができた。

Omioはヨーロッパ800以上のサプライヤーをカバーし、約10000のルートを自由に選べる!

ストックホルムにて

ゼッケンの受け取りとパスタパーティー

 チェックインしたら、まずは、ほっと一息。

 この日一番大切なこと、それは、ゼッケンをもらいにいくこと。

ゼッケンの受け渡し場所は、FuterPensionHallenという所。大会2週間前にゼッケン受け取りの場所やパスタパーティーにつての案内やゼッケン発行のためのQRコードがメールで送られて来る。事前の情報収集では、FuterPensionHallenの最寄りは、バス停であったが、どこから何番のバスに乗ればよいかわからなかった。地図上では、地下鉄のStadion駅でもそう遠くはないと考えられたので地下鉄で行くことにした。

 正解だった。私と同じように翌日参加する人たちがたくさんいたので、後をついて行った。ゴールとなるオリンピックスタジアムから数百メートル歩いた所だった。

 メールで送られてきたQRコードを読み取ってもらうとゼッケンが印刷されてきた。今までで初めてのシステム。進んでる!

 パスタパーティーも少し覗いてみる感じで会場に入ってみた。マカロニの茹でたものにバジルソースがかかったサラダみたいな感じのものが振舞われていた。

 お土産で頂いたこのパスタ、どうやって使うの?カルボナーラのイメージがあるけど。また、調べて使います。

ドロットニングホルム宮殿へ

 無事、ゼッケンの受け取りも終わり、この日のタスクは終わった。あとは、自由行動。さて、どうしよう。まだ、午後2時過ぎだった。

 私がこれまで参加してきたマラソン大会の多くは、スタートが午前7時だった。その場合、起床は最低でも午前5時くらいだから、前日の就寝も早くなる。しかし、ストックホルムマラソンは正午スタートなので、本番当日の朝は割とゆっくり過ごすことができる。前日も余裕を持って行動できる。

 このままホテルへ戻っては、時間がもったいないと思い、SLカードを駆使して移動できる範囲で観光することにした。3日はマラソン本番、4日はゴットランド島へ行くことにしており、飛行機のチケットもとっている。5日は、午前中にストックホルム市庁舎見学やストックホルム宮殿の衛兵交代を見学する予定を立てていた。午後はもう帰路に着くため空港に向かわなくてはならない。

 ドロットニングホルム宮殿に行くことにした。

http://letsgo-sweden.com/drottningholm/

 事前の情報収集によれば、ドロットニングホルム宮殿への行き方は2つある。

 一つは、遊覧船で行く水路を使う方法。

https://www.stromma.com/en-se/stockholm/sightseeing/sightseeing-by-boat/

 もう一つは、SLカードを使って、地下鉄とバスを乗り継いでいく方法だ。

遊覧船にも乗ってみたい気持ちはあったけれど、値段もそれなりにするし、乗船の時間もあるし。時間を効率的に使うという観点からも、自分自身が自由に動ける地下鉄とバスにしました。

 T-centraren駅へもどり、Green Lineに乗り換え、Brommaplan駅で下車。176番か177番のバスに乗り、Drottningholmで下車という事前の情報収集のとおりに動いてみた。緑色の17、18、19と書かれている方向へ進んでいく。大阪メトロのような感じ。スウェーデン語はわからないけど、色や数字は万国共通だから大丈夫。行先(進行方向)だけ間違えないように!

 T-centraren駅から11個目のbrommaplanで下車する。

 Brommaplan駅を出たところの露店です。

 スイカ🍉やバナナ🍌、イチジク、サクランボ🍒などの果物の他に野菜も売っていました。

 

 Brommaplan駅を降りてすぐのところにあるバスターミナルです。ここから、176番か177番のバスに乗ります。

 Drottningholmで降りると、宮殿は、もうすぐそこです!

 たくさんの観光客が訪れていました。外見から判断するとヨーロッパ系の方が多く、スウェーデン国内からの方も多くいらっしゃるのではと思いました。

 ベンチにでも座って、何も考えずただ真っ青な空を見上げて何時間でもそこに居たいと思うような場所でした。是非、一度は訪れて欲しいです🏰

 でも、そうも言ってはいられません。いくら翌日の朝がゆっくりでもいいといっても、42㎞も走るのですから。夕食を摂って翌日の用意をして備えなければ。

 1時間程散策してから、またストックホルム市内中心部へ戻ります。来た方法で帰ります。午後5時頃には、ストックホルム市内に戻りました。

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物価の高さ

 ホテルでは、朝食付きを選択していたので朝はホテルで摂ることができるとしても、昼食や夕食は自分で調達しなければなりません。

 ストックホルム中央駅近辺には、たくさんのレストランがあるので、とりあえずメニューが出ているお店を覗いてみました。値段を日本円に換算するとカクテルやワインも一杯1500円以下ということはなく、メインディッシュも3000以下というものはなく、一回の夕食で5000円は必要だった。昨年訪れたオーストラリアも物価は高かったが、多分、スウェーデンの方が高いと思う。コンビニエンスストアで500mlのペットボトルのミネラルウォーターが1本300円だったときには、飲まず食わずで頑張ろうかとさえ思った😣。

 まあ仕方がないと思い、クレジットカード決済でもあるし、多少高くてもこんな時くらいいいだろうとお店を探して周った。食に関しては日本の方がバラエティーに富んでいるし、安くて美味しくてお腹いっぱいになれるお店がたくさんあると実感する。そんな生活に慣れているためか、これ!と言って食べたいと思うものがなく、なんだかもったいなく思えてきてしまって(なんという貧乏性😣)・・・・・。疲れてきたこともあって、「もう、いいや!」と思ってしまって、近くのセブンイレブン🏪でホットドッグ🌭とポテトチップスとチョコレート🍫と700mlの水を買って帰った。

全部で144スウェーデンクローネなので、日本円で1900円くらいです。日本で同じ物を買うと半分くらいの値段かな💴。

翌日の準備

 セブンイレブン🏪で買ってきた軽食を摂り、シャワーを済ませて寝る準備を整えた。

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長い長い一日を終えて眠りにつきました。(実は、なかなか寝付けませんでした🤭。)