旅ラン2023(2) – ストックホルムマラソン2023 ― 旅の準備②

事前準備(急がないけれどもやっておいた方がよいこと)

フリーツアーの申し込み

 シンガポールの乗り継ぎではかなりの時間がありました。往路で7時間半、復路で9時間です。この時間をどう過ごそうかと思案していたところ、チャンギ国際空港とシンガポールエアラインが共同で運営するフリーツアーがあることがわかり、早速調べてみました。シンガポールエアラインではない航空会社の飛行機に乗った場合はこのサービスは使えません。

 チャンギ国際空港とシンガポール市内をバスで送迎して頂けて、それに無料❕だなんて😍‼️もう!これは行くしかない💗

https://www.changiairport.com/en/experience/tours/free-singapore-tour.html

 フリーツアーの時間は決まっているので、シンガポールに到着する時間によっては参加できないこともありますが、トランジットの時間を有効に使いたいと考えていらっしゃるのであれば、検討する価値はあると思います。

 当初、私は自分で公共交通機関等を使って市内へ出ることも考えていました。しかし、この旅の第一の目的は、ストックホルムマラソンに参加することであり、その目的を果たした復路ならまだしも、これからストックホルムに向かおうという往路です。初めての国で、おまけに夕暮れから夜にかけての時間帯で、乗り継ぎの飛行機に乗り遅れるなどのリスクもあり、あまりに無謀すぎると考えて、バスで連れて行ってもらえるフリーツアーに参加することにしました。もし、定員オーバーだった場合には、広すぎるチャンギ空港でなんとか時間を使えばいいかなという気持ちでいました。結果として往路、復路ともに申し込むことができました。私の場合は、出国2日前に上記のサイトからパソコンで申し込みました。

現地情報収集(自作の旅行ガイドブック作成)

 旅行会社等が主催するツアーではないので、全て自己責任で動くことを考えると、現地の情報収集は絶対不可欠です。疑問に思うことや知りたいことは、毎日少しずつ調べて、携帯が必要と考えるものに関してはプリントアウトして、A5 サイズの6穴バインダーに綴じていきました。

 これら以外にもフライトの情報や空港から市内中心部への行き方などもプリントアウトして綴りました。スマートフォン1つあれば何でもできるのですが、アナログな方法も侮れないと私は考えていています。あとで追加で得た情報なども手書きで付け加えたりして、自分にとって必要な情報を一元化できると考えています。

 A5サイズなので、大きめのウエストポーチであれば、何とか入りますし。あちこち観光してまわるときは、特に地下鉄とトラムの路線図は大いに役立ちました。

A5 6穴バインダー  📚

海外での通信手段の用意

 私は、通信の分野に疎いため、海外に行くときもこれといった準備もせず、日本で使っていたままの状態でWi-Fiのある場所(空港やホテルの部屋等)でのみ使うといった感じでした。当然それでは不便です。今回の旅ではAppleMusicに繋いで音楽も聴きたいと考えていました。

 今回の旅では、ネットの記事で知ったSIM2Flyというタイの通信キャリアが提供するSIMカードを使いました。色々な種類がある中で、全世界共通(15日間有効)をAmazonで購入しました。

私が実際に購入したものです。

他にも色々な種類のものがあります。

https://www.ais.th/roaming/sim2fly/en/

 わざわざSIMロックを解除したり、他のSIMカードを購入したりしなくても、もっと簡単な方法もあります。それは、自分の契約しているスマートフォンの会社のサービスです。

 私は、auと契約しているのですが、auには、『世界定額データ』というサービスがあって、事前に予約しておけば、エリア限定で24時間490円、早割対象外地域でも690円で利用できるのです。ただ早割でなければ24時間980円になります。スウェーデンは対象外なので690円ということにはなりますが、渡航期間を仮に7日間とすると4830円です。

 自分が渡航する地域や日数等を総合して判断すればよいと思います。

https://www.au.com/mobile/service/global/au-world-service/sekai-data/